岡原匡宏/製造部 製造3課 リーダー

オーミックは年々成長し続けている将来性のある会社です

人の身体に入るものなので、安全性が第一！

製造3課では、製品の仕上げを担当しています。製造1課、2課で機械加工されたものに手加工を施し、かたちを整えて仕上げる。製品に付加価値をつけるという役割を担っています。

ある意味、一番職人らしい課かもしれませんが、芸術品をつくっているわけではありません。納期もあるので、どこかで線を引かないといけないのですが、人の身体に入るものなので、安全性が第一！自分の身近な人が使用するとなった時、自信を持ってすすめられる製品であるかを常に念頭に置き、こだわりと責任を持って作業しています。

思い切って、歯科技工士から未知の世界へ

前職は歯科技工士をしていましたが、もっと仕事の幅を広げたいなと思っていたところ、「医療機器の会社が歯科技工士の資格を持った人材を募集しているよ」と、専門学校の恩師から連絡を頂きました。細かな金属加工に歯科技工士の技術を活かせるということで、思い切って未知の世界に飛び込むことにしました。

基本的な作業は歯科技工士の仕事と似ている部分もありましたが、細かな粒状の研磨材を吹き付けて表面を加工することができる「ブラスト研磨」や、製品を陽極にして電解液を介して直流電流を流し、金属の表面を溶解させて研磨する「電解研磨」といった新しい技術や多種多様な製品があり、入社当初は知らないことばかりでした。

技術は独り占めするのではなく、部署内で共有します

２、３年経ってようやく一人前というか、教えられたことをなぞる以外に、自分の判断で手を動かせるようになりました。今はどんな製品でも対応できる自信がありますし、仕事がとても楽しいです。

ただ最近は、職場の環境づくりを任されるようになってパソコンを触ることが増え、作業好きの僕としてはちょっと寂しいですが（笑）、会社の規模が年々大きくなり、社員数も増えているので、昔のやり方と同じようにしていてはいけません。技術は独り占めするのではなく、ほかの人も真似できるよう資料に落とし込んで部署内で共有するようにしています。

社員が活躍できるフィールドが広く、様々な挑戦ができます

どの部署にもこだわりがあって、それぞれのスペシャリストはいるけど、横の連携はまだまだこれからかなと感じています。新工場建設の話もあるので、新しい工場には、部署間の交流が図れるような大きな食堂やコミュニティスペースがあればいいなと思っています。

安心できるものを安定供給することはなかなか容易なことではありませんが、オーミックは年々成長し続けている将来性のある会社です。マーケティングから、資材調達、設計開発、製造、薬事申請に至るまで、一気通貫で対応できることが大きな強みで、社員が活躍できるフィールドも広く、様々な挑戦ができます。前向きでものづくりが大好きな仲間が増えてくれると嬉しいです。